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腹痛の女性死亡 遺族が誤診として提訴

2013年12月4日 1:26
腹痛の女性死亡 遺族が誤診として提訴

 今年8月、東京・世田谷区の診療所で腹痛を訴え救急搬送された女性が死亡し、遺族は誤診だったとして診療所などに対し損害賠償を求める訴えを起こした。

 遺族側の説明によると、亡くなったのは当時28歳の女性で、今年8月4日の未明、腹痛を訴え東京・世田谷区の診療所に救急車で搬送され「急性胃炎」などと診断されたという。しかしその後の解剖で、女性の死因は子宮外妊娠で卵管が破裂したことによる出血死とわかったという。

 遺族は、女性が死亡したのは医師の誤診だったとして、診療所と診療所を二次救急医療機関に指定している東京都に約9000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。診療所は日本テレビの取材に対し、「対応は弁護士に一任している」とコメントしている。