石原慎太郎氏「軽い熱中症」で救急搬送
元東京都知事の石原慎太郎氏(82)が7日午後、島根県内で講演中に体調を崩し、救急車で搬送された。体調を崩したのには意外な理由があった。
病院を退院して萩・石見空港(島根県益田市)に姿を現した石原氏は記者からの「いかがですか?大丈夫ですか?」との問い掛けに「どっこい生きてるよ」と応じた。
石原氏は7日、益田青年会議所主催の講演会に招かれ、午後3時半頃から益田市で講演を行っていたが、途中で体調を崩し、午後4時半頃、救急車で益田赤十字病院に搬送された。消防によると、「めまいがして気分が悪くなった」という通報内容だったという。
石原氏は8日朝に退院したが、体調を崩した理由について益田青年会議所の亀地弘二理事長は「軽い熱中症ですね」と話した。
7日の益田市は最高気温が26.9℃と夏日になったほか、益田青年会議所によると、講演の間、ステージ上で照明に当たり続けたために軽い熱中症になったという。
石原氏「本当にご迷惑かけました。ありがとうございました」「(Q.ご飯は食べられましたか?)たくさん食べた」
石原氏は去年12月の衆議院選挙で次世代の党から比例代表東京ブロックに立候補して落選し、政界引退を表明した。