熱中症で救急搬送、前週の6倍に急増
総務省消防庁によると、先週1週間、熱中症で救急搬送された人は全国で3058人に達し、その前の週の6倍と急激に増えたことがわかった。
7月6日から12日までの1週間で、全国で熱中症のため救急搬送されたのは3058人で、このうち4人が死亡、入院の必要と診断された人が997人だった。特に、全国的に気温が急上昇した11日と12日の2日間だけで全体の6割以上の1896人が搬送された。
6月以降、熱中症での救急搬送者は1週間あたり約500人から800人程度だったが先週は一気に3000人を超えていて、急激に暑くなったことに対応できていない人が多いことがわかる。