【天気】台風と前線の影響で週後半は西日本~東日本で大雨
今週後半は、台風と前線の影響で、西日本から東日本でも大雨となりそうです。
■台風情報
台風2号は宮古島の南の海上にあって、ゆっくりと北上しています。このあと1日(木)から2日(金)にかけて、宮古島や沖縄本島にかなり接近する見込みです。その後、スピードを速めながら、日本の南海上を東に進むでしょう。
台風から湿った空気が送られて梅雨前線の活動が活発になりますので、西日本や東日本でも大雨となるところがありそうです。
予想される最大瞬間風速は、1日は沖縄地方で45メートル、2日は40~60メートルと、走っているトラックが横転するような猛烈な風が吹きそうです。波の高さは9メートルと、海上は猛烈なシケが続くでしょう。暴風や高波に厳重な警戒を続けてください。
■雨雲の動き
1日は台風本体の発達した雨雲が沖縄にかかってきそうです。また、台風から離れている西日本にも前線の雲が広がり、雨が降り出してくるでしょう。
1日夜には西日本から東日本の広い範囲で雨が降り、所々雷を伴って激しく降りそうです。2日には、さらに発達した雨雲が次々にかかってくるでしょう。西日本や東日本でも広い範囲で大雨となりそうです。
■予想雨量
1日夕方までの多いところで沖縄で150ミリ、2日夕方までの24時間で四国でも200ミリから300ミリの大雨が予想されています。
沖縄は1日から2日にかけて、西日本や東日本は1日から3日にかけて大雨の恐れがあります。土砂災害や低地の浸水、河川の氾濫などに警戒してください。