羽田空港からアメリカ・サンフランシスコに向かっていた日本航空のボーイング７８７で右エンジンのトラブルが表示され、ハワイのホノルル空港に緊急着陸した。

　日本航空によると、緊急着陸したのは羽田空港を９日午前０時過ぎに離陸し、サンフランシスコに向かっていた日本航空のボーイング７８７で、太平洋上を飛行中に右エンジンの潤滑油の圧力と量が低下したとの表示が出たという。このため、右のエンジンを停止し、現地時間８日午後１時４０分過ぎにハワイのホノルル空港に緊急着陸したという。乗客・乗員１７１名にケガはなかった。

　エンジンの潤滑油のトラブルを示す表示が出たのは初めてで、日本航空で原因を調べている。