24時間以内に「台風1号」発生か フィリピンの東海上で熱帯低気圧発達
気象庁は、11日(火)午前9時、フィリピンの東にある熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。
フィリピンの東の海上では雲がまとまり、10日(月)午前9時から熱帯低気圧が解析されています。気象庁は11日(火)午前9時、この熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。
台風が発生すれば今年初めてのことで、「台風1号」となります。
この熱帯低気圧は今後、台風となってフィリピンの東を西に進んだあと、14日(金)にはルソン島付近で勢力を落とし、熱帯低気圧へと変わる見込みです。日本付近への直接的な影響はないとみられますが、念のため今後の情報にご注意ください。
■台風1号の発生時期としては遅い
国立情報学研究所のデジタル台風によると、統計のある1951年から2022年の4月11日の累積発生個数は1.28個となっていて、4月11日時点でまだ発生していない今年はすでに遅めといえます。
今後、徐々に台風が発生する時期となりますので、南の海上にも注意が必要です。