「龍のしっぽ」をカニ“拾う”…道頓堀を盛り上げようとコラボ
大阪の人気ラーメン店の「龍」の立体看板。しっぽが切断されましたが、その後、意外な展開をむかえています。
◇
大阪・ミナミの金龍ラーメン道頓堀店で長年、店のシンボルとして親しまれてきた「龍」の立体看板。「しっぽ」の部分が隣接する土地にはみ出しているとして、土地を所有する会社が撤去を求め、先月、切断されていました。
そのしっぽが17日…
記者
「先月切られてしまった金龍ラーメンの龍のしっぽ。実は、このしっぽは近所に住むカニが拾ってくれたんです」
実はラーメン店近くに店を構えるカニ料理店と看板製作会社が、「切ったしっぽを何かに使えないか」と思い立ち、ラーメン店にコラボを持ちかけ、道頓堀を盛り上げるためしっぽを再利用し、17日から‟期間限定”で展示しているのです。
街の人
「そんなオチ!? って。 転んでもタダでは起けへんで! という関西人が見てもたぶん衝撃やと思う、うわーっ! と」
しっぽを切られてしまった龍は、16日までは「悔し涙」を流していましたが、17日からは「うれし涙」に変わっているということです。