記録的な大雨となっている高知県は５日も雨が降り、降り始めからの雨が１３００ミリを超えた。一方、北海道でも激しい雨が降り浸水被害のほか土砂崩れも起きている。北海道名寄市から札幌テレビの急式裕美アナウンサーが雨による被害を伝える。

　北海道では北部を中心に、４日から激しい雨が降り続いている。鷹栖町では、４日夜の大雨の影響で排水溝の排水が追いつかず、住宅街の一角が水浸しとなった。床上と床下合わせて約１０棟が浸水したという。

　苫前町では国道２３２号で土砂崩れが発生。長さ２０メートル、高さ１メートルの土砂が道路をふさいだ。

　名寄市では６日夜からまた強い雨が降るとみられ、気象台では今後も河川のはん濫などに警戒するように呼びかけている。