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台風接近 キャンプ場利用者ら自主避難

2014年8月8日 10:31
台風接近 キャンプ場利用者ら自主避難

 強い勢力を保った台風11号はゆっくりと北上し、9日にも西日本に上陸する恐れがある。台風が接近している鹿児島・奄美大島から、鹿児島読売テレビ・中村大輔記者が中継。

 奄美大島の奄美市は、7日昼頃に台風の強風域に入った。県内では、8日午前3時26分に徳之島の天城町で26.2メートル、午前4時16分に奄美市笠利町で24.7メートルの最大瞬間風速を観測した。8日朝の奄美市内でも、街路樹が強風にあおられ、激しく揺れていた。

 また、台風の接近に備えて、龍郷町の11世帯14人と喜界町の5世帯6人、キャンプ場の利用者40人が自主避難をしている。

 交通機関も海の便などで欠航が相次いでおり、空の便も離島便を中心にすでに61便の欠航が決まっている。

 奄美地方の北部は8日昼過ぎに台風が最も接近し、風速25メートル以上の暴風域に入る恐れがあり、引き続き警戒が必要となっている。

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