作詞家・直木賞作家の山口洋子さんが死去
五木ひろしさんのヒット曲「よこはま・たそがれ」などで知られる作詞家で直木賞作家の山口洋子さんが今月6日、呼吸不全のため死去していたことが分かった。77歳だった。
山口さんは、五木さんの「よこはま・たそがれ」(1971年)や中条きよしさんの「うそ」(1974年)など、昭和のヒット歌謡曲の詞を手がけてきた。山口さんは1950年代、女優としてデビュー。また、若くして東京・銀座に高級クラブを開業させた。1985年には、作家として「演歌の虫」と「老梅」の2作品で直木賞を受賞するなど、さまざまな分野で活躍した。
五木ひろしさん「今日あるのは本当に山口洋子さんとの出会いがすべてです。これからも命ある限り変わらぬ感謝の気持ちで歌い続けていきたいと思います」