羽田発・高知着の全日空機から部品が落下か
20日夕方、高知龍馬空港に到着した羽田発の全日空機を点検したところ、機体のパネルの一部がなくなっているのが見つかった。飛行中に落下したものとみられているが、地上での被害は報告されていないという。
20日午後6時過ぎ、高知龍馬空港に着陸した羽田発の全日空565便を整備士が点検していたところ、左側のエンジンと翼をつなぐ部分を覆うパネルの一部がなくなっているのが見つかった。全日空によると、パネルは強化プラスチック製で、長さ約2メートル、幅数十センチ、厚さ数ミリで、重さは約200グラムある。565便の乗客・乗員計275人にケガはなかった。
羽田空港と高知空港の滑走路にパネルがなかったことなどから、飛行中に落下したものとみられていて、地上での被害は報告されていないという。565便は20日、羽田に折り返す予定だったが使用を中止し、全日空は機材繰りのため、21日の羽田行きの始発便を欠航した。
全日空は現在、詳しい原因を調べている。