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能登半島地震から16日目 石川・金沢市の一時滞在施設から中継

2024年1月16日 23:47
能登半島地震から16日目 石川・金沢市の一時滞在施設から中継
能登半島地震発生から16日目です。石川県金沢市の避難所となっている、いしかわ総合スポーツセンターの前から中継です。

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担当者の方に許可をいただき、建物の外から中継をしています。こちらの避難所は、地震の被害にあった方々がもともと住んでいる地域の避難所から、ホテルなどの2次避難所に移るまで一時的に滞在する施設となっています。

施設の中には、大きな体育館に複数のテントが設置してあり、子どもたちが遊べるキッズスペースなどもありました。高齢の方や乳幼児がいる家庭など、支援が必要な方を中心に現在242人の方が避難しているということです。

こちらの施設では、2次避難所とのマッチングも行っているということですが、新たに避難所に来られる方のほうが多い状況だということです。

――地震発生から2週間以上たち、避難生活をされている方も運営をしているスタッフの方もかなり疲れがたまっているかと思いますが、どうでしたか?

運営スタッフの方は、1日も休まず24時間体制で対応をしているということで、かなり疲れている様子がうかがえました。17日からは5人から8人ほどのボランティアが手伝いに入ってくれるということでした。

――被災地を取材し、住民の方からはどんな声が聞かれましたか?

住民の方からは「地震が少なくなってきた」と、少し安心するようなことを話してくれた方もいたのですが、16日、私が七尾市で取材している最中に、緊急地震速報がなり緊張が走りました。

「地震が少なくなってきた」との声も聞かれた中での16日の地震ということもあり、被災地の住民の方々はまだ、不安を募らせながら生活を強いられているという状況です。