裁判所職員試験でミス 24人“不合格”に
最高裁は3日、裁判所の職員の採用試験の採点処理にミスがあり、本来なら合格していた24人の受験者が不合格になっていたと発表した。
ミスがあったのは2014年度の裁判所の事務官の採用試験で、最高裁によると、試験結果をパソコン入力する際、憲法の筆記試験の点数について受験者と点数の対応関係を誤って入力したという。
この結果、ミスがなければ合格していたはずの受験者が総合職の2次試験で17人、一般職で7人、計24人不合格となっていて、最高裁はこの24人を追加合格とした上で総合職の追加合格者には改めて3次試験を行うなど必要な措置をとるという。
最高裁の人事局長は「試験事務の在り方を洗い直し、再発防止に努めたい」とコメントしている。