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“統一教会”質問権で回答拒否の項目、改めて報告求め文化庁が通知

2024年4月3日 16:00
“統一教会”質問権で回答拒否の項目、改めて報告求め文化庁が通知

いわゆる“統一教会”に対し、東京地裁が過料10万円の支払いを命じる決定をしたことを受け、文化庁は質問権を行使して尋ねた質問の中で教団が回答拒否した項目について改めて報告するよう教団に通知しました。

文化庁は世界平和統一家庭連合、いわゆる“統一教会”に対し、これまでに行使した7回の質問権の中で、教団側が回答を拒否した100項目以上の質問について3日、改めて報告するよう教団に通知したということです。

質問権を行使して報告を求めた質問に教団が回答しなかったことをめぐっては先月、東京地裁が質問権の行使は適法だったとして、統一教会が一部に回答しないことは「正当な理由がない」などとして、教団に対し、過料10万円を科す決定をしていました。

文化庁は今回の通知について、回答期限を設けていませんが、仮に教団から回答が得られなかった場合、再度、報告を求めていきたいとしています。

一方、統一教会は過料の決定については即時抗告する予定だとし、文化庁の通知については今後、対応を考えたいとしています。

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