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広島 JR在来線全路線の運転見合わせへ

2014年10月13日 12:29
広島 JR在来線全路線の運転見合わせへ

 大型の台風が連休を直撃し、沖縄から西日本まで被害が広がっている。13日鹿児島県枕崎市付近に上陸した台風19号は、これから列島を縦断し、東日本、北日本にも影響を及ぼすとみられる。このあと、暴風域に入るとみられる広島市の広島駅から広島テレビの有田優理香アナウンサーが中継。

 広島駅南口では午前10時頃から雨が降り始め、雨脚がだんだん強まってきている。三連休の最終日、普段は多くの人でにぎわう広島駅だが、13日は利用客が減っている。掲示板には運転見合わせの情報が表示されているほか、アナウンスもされている。

 JR在来線は始発から本数を減らして運転し、正午頃から順次、県内すべての路線で運転を見合わせる見込み。一方、山陽新幹線は平常運転しているが、今後、運転を見合わせる可能性もある。

 また、8月に起きた土砂災害の被災地では避難準備情報が出され、自主避難する住民も出ている。避難準備情報は広島市の安佐南区と安佐北区の一部に出され、避難所が9か所開設されている。そのうちの一つ安佐南区の佐東公民館には台風19号の接近で新たに5世帯が自主避難した。

 夕方には台風が最接近する見込みで被災地では警戒が続いている。