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台風直撃 高知で“暴風”と“記録的豪雨”

2014年10月13日 16:26
台風直撃 高知で“暴風”と“記録的豪雨”

 高知県は13日午後4時現在、台風19号の暴風域に入っている。高知・桂浜から加藤聡リポーターが中継。

 大型の台風19号は、13日午後2時半ごろには高知・宿毛市に再上陸した。現在、1時間に約40キロの速さで北東に進んでいる。中心の気圧は975ヘクトパスカルで、県内の全域が風速25メートル以上の暴風域に入っている。

 台風の接近・上陸に伴い、県内は西部から雨・風の勢いが増していて、四万十町窪川では午後2時すぎまでの1時間に76.5ミリの非常に激しい雨を記録する一方で、室戸岬では午前11時54分に32.9メートル、足摺岬では午後1時20分に30.1メートルの最大瞬間風速を観測した。

 この台風の影響で、県内では南国市・香南市・大豊町など10市町村の約4万7000世帯・10万人以上に避難勧告が出され、約870人が自主避難している。

 降り始めから午後3時までの雨量は、四万十町窪川で448.5ミリ、仁淀川町鳥形山で435.5ミリ、高知で149.5ミリなどとなっている。