台風１９号の接近で１４日、空の便を中心に交通機関への影響が出ている。

　各鉄道会社によると、首都圏のＪＲは一部の区間で運休するが、午前３時半現在、ほとんどの路線で始発から通常運転の予定。また主な私鉄も通常運転の予定。

　各地の新幹線は始発から通常運転の予定だが、東北・上越・長野・山形・秋田の各新幹線は台風の接近に伴い遅れたり、運休したりする可能性もあるという。

　一方、１４日の空の便は羽田空港を発着する便を中心に、日本航空が９便、全日空が２７便の欠航を決めるなど全国で６０便以上の欠航がすでに決まっている。航空各社はホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけている。

　首都圏の一部の道路では通行止めとなっている。臨港道路のレインボーブリッジが通行止めとなっているほか、東京湾アクアラインでは全線通行止めとなっている。また、首都高では、中央環状線外回りで堀切ＪＣＴから葛西ＪＣＴの間で上下線とも通行止め。