【県警】朝の福岡市・天神で自転車の交通取締り「ながらスマホ」「飲酒運転」は11月から罰則対象に ヘルメット着用率は全国平均以下 福岡
福岡市・天神で27日朝、自転車に乗った人を対象にした街頭指導や取締りが行われました。
■奥村誠悟 記者
「午前8時30分の福岡市・天神の交差点です。通勤・通学の時間ということもあり、自転車に乗った人たちが多く見られます。」
27日朝、福岡市・天神の渡辺通4丁目交差点周辺では、中央警察署の警察官が、一方通行の逆走やイヤホンをしたままの運転など、自転車に乗る人を対象にした指導や取締りを行いました。
また、福岡県では、努力義務であるヘルメットの着用率が全国平均以下の12.8%にとどまっていて、ヘルメット着用の指導もあわせて行われました。
さらに、ことし11月から自転車について「運転しながらのスマホ」や「酒気帯び運転」が罰則対象となることを知らせるチラシも配られました。
■中央警察署・今富康次 交通1課長
「自分が被害を加えられるだけではなく、相手に危害を加えるかもしれないという思いを持って、交通ルールをしっかり守っていただきたい。」
福岡県内では、ことしに入ってから8月末までに自転車が関係する事故が1907件発生し、8人が死亡しています。