【時系列】自民党総裁選「投開票日」実況タイムライン午後② 新総裁誕生編 ※更新終了
9月27日に事実上“次の首相”を決める、自民党総裁選挙の投開票が行われます。史上最多の9人が立候補した今回の総裁選。13時から投票が始まり、夕方までには新総裁が決定する予定です。現場からリアルタイムでお伝えします。(随時更新)
投票漏れはなし、として開票作業が始まりました。25分ほどかかるということです。
テレビ中継を見守る高市陣営。高市氏の1位通過を知り、拍手が湧き起こりました。
「国を守る、国民を守る。一人ひとりが笑顔になる日本を作る」「ルールを守る自民党でなければいけない。国民を信じて逃げることなく正面から、真実を語る自民党をつくる」
「次の世代のためにも、日本列島のすみずみまで活発な経済活動が行き渡りどこでも安全に暮らすことができて、医療や福祉を受けられ、質の高い教育を受けられ、働く場所がある。そして色々なものから命を守れる日本列島を作って次の世代に渡していこう」
一回目の投票で、1位となった高市早苗氏と2位となった石破茂氏の決選投票が始まりました。
自民党本部前、新総裁を乗せる車も待機中です。
高市早苗氏と石破茂氏の決選投票、投票が終了しました。このあと開票作業へ。「開票作業は約20分」と選管の逢沢一郎委員長。
自民党本部の記者クラブで、決選投票の結果を固唾をのんで見守る記者たち。テレビ画面に釘付けです
※議員票、党員票、合計の順
①高市早苗氏 173 21 194
②石破茂氏 189 26 215★
投開票の会場にいる記者によると、議員票が発表された瞬間、石破氏が「よっしゃ」と言ったように見えたということです。
支持者らと、喜びを分かち合う佳子夫人。次のファーストレディーです。
石破茂新総裁の挨拶(概要)
「皆様のおかげをもちまして、自由民主党総裁に選出をいただきました。石破茂であります。この選挙の期間を通じまして、お寄せいただきました全国の党員・党友の皆様、そして同僚議員の皆様、選挙管理委員の皆様方に心から厚く御礼を申し上げます。岸田総裁が、大変な決意を持って、その職を辞され、自由民主党が生まれ変われるようにもう一度国民の信頼を取り戻せるように、ご決断をなさいました。私ども一丸となって、それにこたえていかなければなりません」
「私どもは3年余り、野にありました。安倍総裁のもとで、私は幹事長を拝命し、自由闊達な議論ができる自由民主党、公平公正な自由民主党、そして謙虚な自由民主党、皆、心を一にして政権を奪還をいたしました。もう一度そのときに戻りたいと思っております」
「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、この日本国をもう一度、皆が笑顔で暮らせる、安全で安心な国にするために、石破茂、全身全霊を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました」
いったん、党本部をあとにする石破新総裁。
茂木幹事長は記者団の取材に応じ、「15日間、仲間に支えられて、いい戦いができた。やり残したことはない、こういう思いで、また明日から頑張っていきたい」と述べました。議員票が伸びなかったことについては「これから反省しなくちゃいけない。それでも34名の方が投票をしてくれたことは大変ありがたい」と述べました。
高市氏は記者団に対し、「当選された石破新総裁に心よりお祝い申し上げます」「きょう結果が出ましたので、これからのことを今考えられる状況ではありません。本当に全力投球をし自分なりに出来る努力は全部したと思っております」などと述べました。
8位となった河野氏は、記者団の取材に対し「私の力不足でした。」と述べました。その上で「石破新総裁のもと、自由民主党みんなでしっかり団結して、日本を前に進めるために頑張っていきたいと思います」と、今後への思いを語りました。
上川外相は陣営議員らに笑顔で報告。「新しい総裁のもとで自民党の新しい景色を作ろう」と呼びかけました。これに先立ち、記者団に対して、決戦投票では石破氏に投票したことを明らかにしました。