日朝協議終了 家族会・飯塚代表がコメント
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拉致被害者などの調査を行っている北朝鮮の特別調査委員会と日本の政府代表団の協議が29日夕方、終了した。この協議で、日本人の遺骨問題についても話し合われたが、拉致被害者家族連絡会・飯塚繁雄代表(76)は、拉致問題が進まない限り日朝間の進展は見込めないとしっかり意思表示すべきと述べた。
飯塚代表「(終戦前後に亡くなった日本人の)遺骨の問題が先に出されたこともあるが、なんとしても拉致問題が全面に出てこないと先に進まないという意思表示を、はっきりさせていくべきだと思う」
協議は、日本側は「拉致問題が最重要課題」と伝えたが、飯塚代表は、北朝鮮の反応次第では、日本政府が制裁も辞さない強い態度で交渉に臨んでほしいと述べた。