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佐渡に再び…ダイオウイカ水揚げ

2014年11月10日 19:00
佐渡に再び…ダイオウイカ水揚げ

 新潟県佐渡市の漁港で定置網に幻の巨大深海生物とも言われるダイオウイカがかかり、9日、市内で開かれたイベントに展示された。初めて本物のダイオウイカを見た人たちは、触ったり一緒に記念撮影をしたりしていた。

 9日、佐渡市の両津漁港では「佐渡さかなまつり」が開かれ、多くの人でにぎわっていた。その会場でひときわ訪れた人の目を引いていたのが、体長2メートル50センチ、重さ約25キロのダイオウイカ。両津湾に仕掛けられた定置網にかかっているのが8日、見つかった。

 ダイオウイカと言えば今年1月、佐渡で生きたまま網にかかった映像が公開され、全国の人を驚かせた。これ以降、県内では佐渡や柏崎市でダイオウイカの発見が相次いだ。主に太平洋の深海に生息するダイオウイカが、なぜ佐渡の海で多く見つかったのか、はっきりとした理由はわかっていない。

 8日に水揚げされたものは、ダイオウイカとしては小さめだが、それでも訪れた人はその大きさに驚いていた。

 佐渡で約8か月ぶりに見つかった巨大深海生物、ダイオウイカ。もしかしたらこの冬、再び発見が相次ぐかもしれない。