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沖縄知事選 翁長氏の初当選が確実に

2014年11月16日 20:02
沖縄知事選 翁長氏の初当選が確実に

 アメリカ軍普天間基地の移設の賛否が最大の争点となった沖縄県知事選挙は16日、投票が行われ、移設に反対する新人の翁長雄志さんの初めての当選が確実となった。

 沖縄県選挙管理委員会からの正式な発表はないが、日本テレビの事前の情勢取材などから、翁長雄志さんの初当選が確実になっている。

 翁長さんは64歳。沖縄県議会議員などを経て、2000年から4期14年間、那覇市長を務めた。

 今回の沖縄県知事選挙はアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設の賛否が最大の争点となった。翁長さんは移設反対の立場を明確にした上で、現職の仲井真弘多さんが辺野古の海の埋め立てを承認したことを強く批判して選挙戦を進め、仲井真さんら他の候補を抑えた。

 現職の仲井真さんは、自民党などの推薦を受けたが、辺野古の埋め立て承認に反発した公明党沖縄県本部が自主投票に回るなど、思ったように支持を広げられなかった。