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本美濃紙の地元で“無形文化遺産”祝う

2014年11月27日 10:20
本美濃紙の地元で“無形文化遺産”祝う

 フランス・パリで開かれているユネスコの政府間委員会は、日本時間27日未明に日本の「和紙」を無形文化遺産に登録した。

 日本時間27日午前2時50分頃、「和紙」がユネスコ無形文化遺産に登録された。岐阜県の美濃市役所では27日午前8時から市民に登録決定の報告を行い、本美濃紙でできた「くすだま」を割って祝った。

 ユネスコ無形文化遺産に登録された「本美濃紙」は、コウゾのみを原料にした和紙で漉(す)いた紙を板に貼りつけ天日で乾かし製作する。国内最高級の障子紙として評価され、文化財保存修理用紙として使われている。