愛媛・徳島県境の国道 積雪で車が立ち往生
愛媛県と徳島県を結ぶ国道では積雪のため、車約120台が立ち往生している。
5日未明、愛媛県と徳島県の県境をまたぐ国道192号で、積雪のため大型トレーラーなどがスリップして道をふさぎ、後続の車が数珠つなぎに立ち往生した。国土交通省四国地方整備局は、5日午前5時20分、現場の約18キロメートルの区間を全面通行止めとし、除雪作業などを始めた。現場には、雪が20センチから30センチ積もっていて、現在も約120台の車が取り残されている。
整備局は車に取り残されたドライバーらに食料などを配っているが、ケガをしたり体調が悪くなったりした人はいないという。また、改正災害対策基本法を初めて適用し、通行止めとなっている愛媛県四国中央市から徳島県三好郡東みよし町の38キロの区間を、やむを得ない場合に放置車両を強制撤去できる区間に指定した。