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薬物取り締まり 東京税関が年末特別警戒

2014年12月10日 19:04
薬物取り締まり 東京税関が年末特別警戒

 輸入貨物や旅行客が増える年末を迎え、違法薬物などの密輸を取り締まる東京税関は10日から年末特別警戒を始めた。

 年末にかけて海外からの貨物や旅行客が増えるのに伴い、覚醒剤や拳銃、偽ブランド品などの密輸が懸念されることから、東京税関は毎年この時期、特別警戒を行っている。

 職員を前に青木一郎税関長が「覚醒剤や危険ドラッグなど社会悪の流入を水際で阻止しなければならない」と訓示し、その後、麻薬探知犬が検査などを行った。

 東京税関によると、今年10月までの覚醒剤の押収量は約250キロで、航空便による密輸が多く、摘発件数は増加しているという。