脳死判定 女児の臓器摘出 3病院で移植
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重い心臓の病気で脳死と判定された6歳未満の女の子の臓器が14日早朝に摘出された。岡山大学病院など3つの病院で移植手術が行われている。
自らも病気で移植を待つうちに脳梗塞を起こし、脳死と判定された6歳未満の女の子からの臓器の摘出手術は、午前4時から大阪大学医学部付属病院で行われた。その後、摘出された臓器は、肺と肝臓が岡山大学病院に、腎臓が大阪医科大学付属病院と兵庫医科大学病院にそれぞれ運ばれた。
岡山大学病院では、特発性間質性肺炎を患う10歳未満の女児に肺の移植手術が行われている。また、肝臓は50歳代の女性に移植手術が行われている。一方、腎臓は大阪医科大学付属病院と兵庫医科大学病院でそれぞれ40歳代の女性と60歳代の女性に提供される。6歳未満の脳死による臓器提供は、今回で3例目。