福島第一原発2号機デブリ試験的取り出し…再開時期は未定
作業手順のミスによって中断している福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的な取り出しについて、8月27日午前の時点でも、作業再開の時期はまだ見通せていません。
東京電力は8月22日から燃料デブリの試験的な取り出しに向け、約60人体制で準備作業を進めていましたが、使用する装置を押し込むために使う5本のパイプの順番に誤りがあったとして、作業を中断しています。
ミスの原因を特定するため、東京電力は装置の組み立てに関わった元請け企業の十数人に聞き取り調査を進めていて、デブリの試験的取り出しの再開時期については、まだ見通せていないということです。