葛西臨海水族園 クロマグロなど大量死
回遊するマグロの展示が人気を集めている東京・江戸川区の葛西臨海水族園で、先月からマグロなどが大量死していることが分かった。
東京都によると、葛西臨海水族園のクロマグロなどが泳ぐ水槽で、一緒に飼育されていたカツオが死ぬ事例が先月上旬から増えたという。その後、クロマグロも相次いで死に、去年11月の時点で水槽にいた159匹の魚は現在30匹にまで減っている。
水族園では、魚のストレスになる環境要因を減らす対策をとったものの効果はなかったという。水族園の調査では、大量死の原因は分からず、現在、専門機関に病理検査などを依頼していて、早ければ今週末にも結果が出る予定。
大量死のあった水槽は円形で、大きなマグロが回遊する姿が人気となっている。