柔道・斉藤仁さん死去 2連続金メダル
オリンピック2大会で金メダルを獲得した柔道の斉藤仁さんが亡くなった。54歳だった。
斉藤さんは1984年ロサンゼルスオリンピックの柔道95キロ超級で金メダル、4年後のソウルオリンピックでも金メダルを獲得し、日本柔道界で初めてオリンピック連覇を成し遂げた。引退後は指導者の道に進み、日本男子の代表監督を歴任。現在は、全日本柔道連盟の強化委員長を務めていた。
国士舘大学によると、斉藤さんは20日午前3時過ぎ、入院先の病院でがん性胸膜炎のため亡くなったという。54歳だった。