葛西臨海水族園“大量死”魚からウイルス
東京・江戸川区の葛西臨海水族園でマグロなどが大量死している問題で、水族館は20日、死んだ魚からウイルスが検出されたことを明らかにした。
葛西臨海水族園では、先月から、展示しているクロマグロなどが相次いで死に、去年11月の時点で159匹いた魚が現在、クロマグロ3匹とハガツオ4匹の7匹のみとなっている。水族園では、原因を調べるため複数の専門機関に死んだ魚の病理検査などを依頼していたが、20日、1つの専門機関からマグロ2匹、スマ1匹の合わせて3匹からウイルスが検出されたと報告があったことを明らかにした。
ウイルスは魚の内臓から検出されたが、ウイルスと大量死の因果関係は分かっておらず、水族園では引き続き詳しく調べることにしている。