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伊豆・小笠原の火山噴火に備え、協議会設置

2015年2月4日 19:51

 伊豆・小笠原諸島の火山の噴火に備え、国や自治体、専門家らによる協議会が新たに設けられ、4日、初会合が開かれた。

 東京都には全国110の活火山のうち21の火山があるが、そのうち伊豆大島や三宅島など伊豆・小笠原諸島の7つの火山は監視・観測体制の充実が必要とされる常時観測火山に指定されており、過去にも大規模な噴火を繰り返している。

 その7つの火山について、関係機関と専門家らの連携体制の確立と火山防災対策の推進のため、4日、協議会が新たに設置され、初会合が行われた。協議会には東京都や自治体のほか、国の関係機関や専門家らが参加した。今後は分科会を開き、火山ごとに防災対策などについて詳しく話し合う方針。