小笠原諸島 噴火続く西之島“拡大止まる”
噴火が続く小笠原諸島の西之島の面積が、先月に続いて拡大が止まっていることが分かった。
海上保安庁が撮影した27日の西之島の映像からは、大きく盛り上がった火口から白い噴煙が上がり、活発な噴火活動が続いている様子が分かる。
一方、島の面積に大きな変化はなく、今年2月以降、拡大は止まったままであることが確認された。ほとんどの溶岩が海に流れず陸地で止まっているためだが、マグマの供給は継続しているとみられることから、このまま島の拡大が止まるかは分からないという。
海上保安庁は今後、無人の測量艇を使い、海上から島周辺の観測を行う予定。