西之島の沖合の海面が変色 映像公開
海上保安庁が、小笠原諸島の西之島の沖合の海面が変色しているのを確認し、映像を公開した。西之島の噴火活動も活発になっている。
これは20日午後3時頃、海上保安庁が撮影した西之島の最新映像。変色が見つかったのは西之島の南西約10キロで、海面が広い範囲で薄い黄緑色に変わっている。
変色が確認された水域は東西に約4キロ、南北に約2キロにわたっており、マグマの成分などが染み出たものとみられる。西之島では噴火が始まった時や、溶岩が大量に噴出した際、沖合で海面の変色が確認されていた。
今回の変色は西之島の噴火活動が先月に比べて盛んになり、マグマの上昇が活発になっていることによるものとみられている。