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辺野古移設に反対する大規模集会 沖縄

2015年2月23日 1:28
辺野古移設に反対する大規模集会 沖縄

 沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する大規模な集会が22日に開かれた。

 集会は22日午後、名護市辺野古のアメリカ軍キャンプ・シュワブのゲート前で行われ、主催者発表で約2800人が参加した。沖縄県選出の野党国会議員や、名護市の稲嶺市長らがあいさつし、移設に向けて防衛省が進める海上での作業などをやめるよう訴えた。

 名護市・稲嶺進市長「強い力に対抗できるのは、唯一、我々市民・県民の団結一つであります。日米両政府に対して突きつけていこうではありませんか」

 辺野古の大浦湾では、防衛省が1月から海底ボーリング調査のための作業を再開し、抗議する市民の船やカヌーと海上保安庁の船との間で、衝突が続いている。

 22日午前には、ゲート前で抗議をしていた市民グループのメンバー2人が敷地内に入ったとして、アメリカ軍に拘束された。その後、引き渡しを受けた沖縄県警が、日米地位協定にともなう刑事特別法違反の疑いで2人を逮捕した。