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52年前の“ひな人形”ケネディ大使がお礼

2015年2月26日 19:35
52年前の“ひな人形”ケネディ大使がお礼

 52年前、当時のアメリカのケネディ大統領に「ひな人形」を贈った女性が、北海道北見市にいる。その女性に、大統領の長女であるキャロライン・ケネディ駐日大使からお礼の手紙が届いた。

 ケネディ大使が4歳の時に父からもらった「七段飾り」を大切にしていたが、2年前の着任の際に“里帰り”させ、贈り主を捜していたが、贈り主は北見市在住の松本艶子さん(92)と判明、当時、大統領に手紙を書いたところ返信があったという。

 松本さんの元に26日、52年の時を経てケネディ大使からお礼の手紙とビデオメッセージが届いた。

 ケネディ大使「何十年も前に遠い米国まで人形を送ってくれたことに感謝します。そして、こう思います。1つの贈り物が人の心に触れ、人生を変えるきっかけにもなると…」

 松本さん「ただただ、感激でいっぱいです。何も言うことが出来ません。(人形を)大切にしていただいて本当にありがとうございます」

 松本さんの「ひな人形」は今年、東京のアメリカ大使館で「桃の節句」を迎える。

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