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贈与税・軽自動車税…1日から税制にも変化

2015年4月2日 0:32
贈与税・軽自動車税…1日から税制にも変化

 1日から新年度。税金も新たに変わり、私たちの暮らしも変わる。

■軽自動車税
 まずは車に関する税金「軽自動車税」。これまでは、軽自動車を買った人には、毎年7200円の税金がかかっていた。しかし、1日以降に買った人は、毎年1万800円となる。


■贈与税
 続いて、贈与税。これまでは、例えば子どもや孫に結婚や子育て資金として1000万円を一括で援助した場合は、210万円の贈与税がかかっていたが、1日からは1000万円までは非課税となり、負担が減る。


■ふるさと納税
 さらに、地方活性化を狙った「ふるさと納税」も利用しやすくなる。自分が選んだ自治体に寄付ができる制度で、自治体からは、肉などの特産品がもらえることが多かった上、国などからは「税金の控除」という形で寄付したお金が事実上戻ってきていた。

 ただし、控除される額には一定の上限がある。上限は年収などによって変わるが、その上限が2倍になる。例えば、年収300万円で独身の方の上限は、約1万5000円だったが、2倍の3万1000円になる。また、これまで手続きに必要だった確定申告が、1日からはいらなくなる。