消費者庁 市販薬の副作用に注意呼びかけ
消費者庁は、ドラッグストアやインターネットで市販されている風邪薬や痛み止めなどの薬でも副作用が起こる場合があるとして、普段と違う症状が出たら病院に行くよう呼びかけた。
消費者庁によると、13年までの5年間にPMDA(=独立行政法人医薬品医療機器総合機構)に対し、「市販の薬による副作用が起きた」との報告が1225例あったという。このうち15例は死亡し、15例は後遺症が残ったという。
消費者庁は、治療が早ければ早いほど重症化を防いだり、治療の効果が期待できたりするとして、薬を服用して異常を感じたらすぐに病院に行くよう呼びかけている。
また、市販の薬でも、アレルギーの有無や持病、併用している薬について薬剤師などに伝えるなどし、注意事項を守って使用するよう呼びかけている。