重要文化財 武雄温泉「楼門」が100周年
佐賀県武雄市の武雄温泉のシンボルで国の重要文化財に指定されている「楼門」が創建100周年を迎え、12日、記念の祝賀会が開かれた。
武雄温泉の楼門と温泉新館は、東京駅などを手がけた佐賀県唐津市出身の建築家・辰野金吾が設計したもので、国の重要文化財に指定されている。武雄市のホテルでは12日、楼門と温泉新館の創建100周年を記念した祝賀会が開かれ、関係者約200人が出席した。
祝賀会では、楼門を管理する武雄温泉株式会社の田中隆一郎社長が「100年の歩みの中で幾多の困難を乗り越えてきた。次の50年、100年への夢と希望のステップとして、国際的にも魅力あふれる温泉を目指していきたい」とあいさつした。
武雄温泉では、100周年を記念して歴史を振り返る展示会などのイベントを予定している。