広島空港きょう再開 滑走路の調査ほぼ終了
アシアナ航空の旅客機が着陸に失敗したため、14日から運用を停止していた広島空港が、17日、再開されることになった。
これは運輸安全委員会による滑走路の調査がほぼ終わったためで、17日午前7時半に運用が再開される。着陸を誘導するレーダーが壊れているため、レーダーを使わなくても着陸できる機体に限って空港の使用を認めることにしている。
広島空港では16日、閉鎖している滑走路で空港の職員や関係者らが散らばった残骸を回収するなど、再開に向けたとみられる作業が行われていた。
広島空港は、事故が起きた14日の夜から運用停止が続いて、滑走路が再開されれば3日ぶりに航空機の離着陸が行われることになる。事故を起こしたアシアナ航空は、事故機の移動を検討しているという。