広島空港の着陸誘導装置 仮設で運用再開へ
先月のアシアナ航空機の事故で壊れた広島空港の着陸誘導装置が、早ければ4日にも仮設での運用を再開する。
広島空港の着陸誘導装置は先月、アシアナ航空機が着陸に失敗した事故で壊れたためいったん撤去され、国が仮設の装置を取り付けた。
空港では3日、飛行検査機による性能の最終チェックが行われる予定だったが天候不良で延期された。4日午後から天気が回復し視界が良くなれば、装置が発する電波が適切に飛行機に届くかなどの検査が行われる予定。異常がなければ4日にも運用を始め、着陸に必要な視界の条件が1600メートル以上から550メートル以上に緩和される。
一方、事故前と同じ性能の着陸誘導装置は、年内に復旧する見通し。