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奄美で50年に一度の大雨 激しい雨に警戒

2015年4月20日 10:38
奄美で50年に一度の大雨 激しい雨に警戒

 日本付近には湿った空気が流れ込んで、雨が強まっているところがある。

 20日朝は、鹿児島県奄美群島の徳之島で50年に一度の記録的な大雨となったところがあった。午前10時現在は、四国から紀伊半島にかけて雨が強まっている。三重県の尾鷲では明け方から雨が降り始めて、午前9時半までの1時間雨量は16.5ミリとやや強い雨になっている。また、徳島県の美波町日和佐では、通勤や通学の頃の午前5時50分までの1時間雨量は14.0ミリとなった。

 このあとも西日本は20日中いっぱい、東日本は21日の朝にかけて雨が激しく降るおそれがある。

 21日朝にかけて予想される雨の量は、いずれも多いところで、東海で250ミリ、四国で200ミリ、近畿で180ミリ、関東甲信、北海道、奄美、東北で100~150ミリなどとなっている。低い土地の浸水や土砂災害などに警戒が必要。