初夏の穴場、動物園に赤ちゃんを見に行こう
気候にも恵まれ、どこに遊びに行こうか迷ってしまうこの時期。実は動物園が穴場だといいます。見どころはデビューしたての動物の赤ちゃん。今しか見られない貴重な姿とは?
神奈川・横浜市にある「よこはま動物園ズーラシア」。“アフリカのサバンナ”コーナーで目に入ってきたのは、木の上から鋭い視線を送るチーター。そして、その視線の先にいるのは、草を食べるシマウマ…草食動物たちがチーターに襲われてしまう危険はないのでしょうか?実は、チーターは自分より体の大きい動物を襲わない習性があるそうで、ひと安心。さて、本題の赤ちゃんを見ていきましょう。
■フランソワルトン
見た目が“違いすぎる”親子は「フランソワルトン」。全身真っ黒のお母さんが抱っこしているオレンジ色の赤ちゃんは、4月に生まれたばかり。このサルは群れ全体で子育てをするため、赤ちゃんは目立つ色をしているそう。生後3か月ほどで黒い毛に生えかわってしまうそうなので、この貴重な“オレンジ色”を見られるのは、夏までとのことです。
■オカピ
この動物園の一番人気は世界三大珍獣と呼ばれる「オカピ」。シマウマのような脚を持つ、キリンの仲間です。そのオカピの“赤ちゃんにはあって、大人にはない”という不思議なものがあります。それが背中の“たてがみ”。なぜ、赤ちゃんだけにあるのかはわかっていないのですが、生まれて1年ほどでなくなってしまうそうです。見ることができたらかなり幸運ですね。
■オランウータン
生後5か月半ほどのオランウータンの赤ちゃんが、お気に入りのおもちゃで遊ぶしぐさはまるで人間の赤ちゃん。指先の爪の生え方まで人間にそっくりです。でも、そこはやはり動物、小さな手のひらなのに、すでに握力は人間の大人程度もあるそう。油断していると、飼育係の人もびっくりするくらいの力でつかまれるそうです。
東京近郊ではほかにもプレーリードッグや、ホワイトタイガー、フラミンゴ、キリンなどの赤ちゃんを見ることもできるそうです。
動物園の詳細情報などはOha!4ホームページをご覧下さい
http://www.ntv.co.jp/oha4/research/75456.html