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「朔日まんじゅう」600人が待ちわびる

2015年6月1日 14:44
「朔日まんじゅう」600人が待ちわびる

 6月1日、富山市の和菓子店では無病息災の願いを込めた恒例の「朔日(ついたち)まんじゅう」が売り出され、大勢の人たちが長い列を作り買い求めた。

 富山市中央通りの竹林堂本店では、午前5時の開店を前に「朔日まんじゅう」を買い求めて、約600人が長い列を作った。行列の先頭は、前日午後9時から並んだという立山町の59歳の男性。「食べると健康で過ごせる。自分で買って食べないとご利益がないような気がする」と話した。

 「朔日まんじゅう」は、甘酒のほのかな香りと酸味が特徴で、6月1日の「山王まつり」の朝に食べると無病息災でいられるといわれている。午前5時に店が開くと、待ちかねた人たちは10個、20個と買い求めていた。