911米同時多発テロから23年 日本人撮影の映像が新たに公開
2001年9月に起きたアメリカ同時多発テロから23年を前に、日本人男性が撮影した新たな映像の存在が明らかになりました。
映像はニューヨーク在住の杉本慧さんが2001年9月に撮影したものです。杉本さんは当時24歳で、世界貿易センタービルにハイジャックされた旅客機の2機目が衝突した後、北東におよそ3キロ離れた建物から撮影を始めました。映像には2つの棟が崩壊するまでが映し出されています。
事件から20年以上たって映像を公開した経緯について、杉本さんはNNNの取材に対し、「昔、撮影して、眠っていた映像素材を確認したところ、劣化が進んでいたため、デジタルデータへの変換を行った。記録として残しておくべきだと思い、インターネット上に公開した」と述べました。
2001年に起きたアメリカ同時多発テロでは、日本人24人を含む2977人が犠牲となりました。