ロシア大統領補佐官「何も得られない」アメリカとウクライナが合意の停戦案に否定的見解

写真:代表撮影/ロイター/アフロ
ロシアの大統領補佐官は13日公開のインタビューで、アメリカとウクライナが合意した停戦案をめぐり「ロシアは何も得られない」と述べ、否定的な見解を示しました。
タス通信などによりますと、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は13日に公開されたインタビューの中で、アメリカとウクライナが合意した30日の停戦案をめぐり「ロシアは何も得られない」「ウクライナ軍にとっての一時的な休息に過ぎない」と述べ、否定的な見解を示しました。
両国の停戦案は「偽りの和平への取り組みであり、誰も必要としていない」とした上で、「我々の正当な利益が考慮された、長期的な和平を目指す」と主張しました。こうした見解はアメリカのウォルツ大統領補佐官との12日の電話会談で、すでに伝えたということです。
最終更新日:2025年3月13日 22:10