噴火で避難の一部住民 公営住宅入居へ
鹿児島・口永良部島の新岳の噴火を受け、屋久島に避難している住民の一部が、11日から公営住宅への入居を始める見通し。
屋久島町では10日現在、49世帯79人が避難所での生活を続けている。今回、屋久島町が確保した公営住宅には21世帯34人の入居が決まっていて、11日に7世帯11人が避難所から移る予定だという。一方、残る住民たちについては仮設住宅を建設することにしている。
口永良部島の新岳は火山性微動はないものの、火山性地震が時々発生して11日も午前9時までに1回観測されている。
気象庁は今後も先月29日と同じ規模の噴火が起きる可能性があるとして、噴火警戒レベル5を継続し、警戒を呼び掛けている。