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「自動物流道路」構築へ、有識者会議を設置し検討開始 国交省

2024年2月21日 18:06
「自動物流道路」構築へ、有識者会議を設置し検討開始 国交省

道路の路肩や地下空間に物流専用のレーンをつくり、自動で物を運ぶシステムを構築するため、国土交通省は有識者会議を設置し検討を始めました。

国土交通省は、トラックドライバー不足や交通渋滞、脱炭素化など物流業界の課題に対応するため、道路の路肩や中央分離帯、地下空間を利用した「自動物流道路」の構築に向けた検討を始めました。

現在、スイスでは物流専用の地下トンネルを建設し、自動輸送カートを走行させるシステムの構築が進められているほか、イギリスでも電車が走る横に新たに物流専用レールを敷き、荷物を運ぶという計画が検討されています。

こうした海外の事例も参考に今後10年での実現をめざし、トラック輸送の一部を置き換える仕組みを有識者による検討会で議論します。想定ルートの選定を含め、この夏に中間とりまとめを行うということです。

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