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危険液体で引火 東京消防庁が想定訓練

2015年6月11日 21:17
危険液体で引火 東京消防庁が想定訓練

 東京消防庁は、地震など大規模災害の際に引火する恐れのある危険な液体が漏れたことを想定した訓練を行った。

 東京・北区で行われた訓練は、震度6強の首都直下地震が起きて工場内で多数のケガ人が出た上、工業用の液体が漏れて引火したという想定で行われた。

 まずは工場で働く人たちがケガ人の応急処置の訓練を行い、駆けつけた消防隊が屋上に取り残された人をはしご車で救助し、漏れ出した液体に引火した火を放水で消す訓練を行った。

 東京消防庁は、こうした訓練を通じて地域の防災意識を高めたいとしている。