関東北部で１５日、大気の状態が不安定になり、群馬県で突風被害が出た。被害は伊勢崎市や前橋市、みどり市、渋川市の広範囲で確認されている。

　伊勢崎市では、突風で乗っていた車が横転し２人がケガをしたほか、太陽光発電のパネル約２００枚が突風で飛ばされたり、野球場の高さ８メートルのネットが幅４０メートルに渡り倒れたりした。前橋市でも突風で木と電柱が倒れ国道が通行止めになった。

　気象庁は１６日も北日本から東日本で大気の状態が不安定になるため、落雷や突風に注意するよう呼びかけている。