口永良部島が“再噴火” 前回と同規模か
噴火警戒レベル5が継続され、住民たちの避難が続く鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳で、再び噴火が発生したもよう。
気象庁は18日午後0時17分ごろ、口永良部島が噴火したもようだと発表した。悪天候で噴煙の高さはわからないが、新岳の北東側では先月29日の噴火の約3分の1にあたる19.4パスカルの空振が観測された。しかし、島内に設置された複数の地震計では前回と同じ規模の地震が観測されているため、京都大学では「先月29日と同じ規模の噴火が発生した」としている。
この噴火で住民が避難している12キロ離れた屋久島でも火山灰の混じった雨が降った。
気象庁は、今後も同じ規模の噴火に警戒を呼びかけている。